『ONE PIECE』に登場するロロノア・ゾロは、三本の刀を同時に扱う「三刀流」の剣士です。
ゾロの刀は現在「和道一文字」「三代鬼徹」「閻魔」の3本。
しかし、物語開始時から同じ3本を使っているわけではありません。
これまでに雪走や秋水といった名刀も使用しており、ゾロの成長とともに愛刀も変化してきました。
この記事では、ゾロの刀について、現在使用している3本から歴代の愛刀、刀のランク、刀工、入手した経緯までまとめて解説します。
「現在ゾロが使っている刀は?」「閻魔と和道一文字はどちらが上?」「秋水はどうなった?」という疑問も順番に見ていきましょう。
※ワノ国編までの内容を含みます。
ゾロの刀は現在3本
現在のゾロの刀は、次の3本です。
| 刀 | 位列 | 刀工 | 現在 |
|---|---|---|---|
| 和道一文字 | 大業物21工 | 霜月コウ三郎 | 使用中 |
| 三代鬼徹 | 業物 | 光月スキヤキ | 使用中 |
| 閻魔 | 大業物21工 | 霜月コウ三郎 | 使用中 |
3本の中でも、和道一文字はゾロが幼少期から持ち続けている特別な刀です。
三代鬼徹はローグタウンで入手し、閻魔はワノ国編で秋水と入れ替わる形で手にしました。
公式サイトでも、現在のゾロの愛刀は「和道一文字・三代鬼徹・閻魔」の3本として紹介されています。
ゾロの刀①和道一文字
くいなから受け継いだ刀
和道一文字(わどういちもんじ)は、ゾロが最も長く使っている愛刀です。
- 位列:大業物21工
- 刀工:霜月コウ三郎
- 元所有者:くいな
- 現在:ゾロが所有
和道一文字はもともと、ゾロの幼なじみでありライバルでもあった「くいな」が使っていた刀です。
幼少期のゾロとくいなは何度も剣の勝負をしていました。
ゾロはくいなに何度挑んでも勝つことができません。
そこで2人は「どちらかが世界一の剣豪になる」という約束を交わしました。
しかし、その直後にくいなが亡くなります。
ゾロはくいなの父・コウシロウから和道一文字を譲り受け、彼女との約束を背負って世界一の剣豪を目指すことになりました。
そのため、和道一文字は単に性能の高い刀というだけではありません。
ゾロの夢そのものを象徴する一本といえます。
大業物21工の名刀
和道一文字は「大業物21工」に数えられる名刀です。
刀を打ったのはワノ国出身の刀鍛冶「霜月コウ三郎」。
コウ三郎はシモツキ村の創設者でもあり、くいなの祖父にあたる人物です。
さらに、後にゾロが手にする「閻魔」も同じ霜月コウ三郎によって作られています。
ゾロが現在使用する3本のうち、2本が同じ刀工によって作られている点も興味深いポイントです。
ゾロの刀②三代鬼徹
ローグタウンで手に入れた妖刀
三代鬼徹(さんだいきてつ)は、ゾロがローグタウンで手に入れた妖刀です。
- 位列:業物
- 刀工:光月スキヤキ
- 分類:妖刀
- 入手場所:ローグタウン
- 現在:ゾロが所有
麦わらの一味が偉大なる航路へ向かう直前、ゾロはローグタウンで新しい刀を探します。
そこで見つけたのが三代鬼徹でした。
三代鬼徹は「持ち主に災いをもたらす」と恐れられていた妖刀です。
普通なら避けるところですが、ゾロは刀を空中へ放り投げ、自分の腕を差し出しました。
「自分の運」と「刀の呪い」のどちらが強いのかを試したのです。
落ちてきた三代鬼徹はゾロの腕を斬ることなく地面へ突き刺さりました。
ゾロの大胆さを象徴する名場面です。
刀工は光月スキヤキ
三代鬼徹を作った人物は、ワノ国の元将軍光月スキヤキです。
スキヤキはワノ国編で「天狗山飛徹」として登場していました。
刀鍛冶としての技術も持っており、三代鬼徹のほかに「天羽々斬」も手掛けています。
ローグタウンで偶然手に入れた三代鬼徹が、遠く離れたワノ国で作られた刀だったことになります。
三代鬼徹の入手シーンを読み直すなら『ONE PIECE』11巻がおすすめです。
ゾロの刀③閻魔
光月おでんが使った名刀
閻魔(えんま)は、ワノ国編でゾロが新しく手に入れた刀です。
- 位列:大業物21工
- 刀工:霜月コウ三郎
- 元所有者:光月おでん
- 現在:ゾロが所有
閻魔は、かつてワノ国の侍「光月おでん」が使用していました。
おでんは「閻魔」と「天羽々斬」の二刀流を使っており、どちらも大業物21工に数えられる名刀です。
おでんの死後、閻魔は娘の光月日和へ受け継がれました。
その後、ワノ国の国宝である秋水を返還する代わりとして、日和からゾロへ託されます。
覇気を勝手に引き出す
閻魔最大の特徴は、使用者の覇気を必要以上に引き出してしまうことです。
ゾロが初めて閻魔を使った際には、軽く斬ろうとしただけにもかかわらず、海岸を大きく切り落としてしまいました。
さらに覇気を大量に放出したことで、ゾロの腕が一時的に細くなるほどでした。
つまり、閻魔は強力な刀である一方、使い手にも非常に高い能力を要求する刀です。
キング戦でさらに成長
鬼ヶ島でのキング戦では、閻魔がゾロの覇気を引き出す場面が描かれます。
ゾロは刀を無理に抑え込むのではなく、閻魔が求めるだけの覇気を与えることを選択。
この戦いを通して、ゾロは剣士としてさらに一段階成長していきました。
閻魔は現在のゾロの戦闘力を語るうえで、欠かせない一本です。
ゾロが過去に使った刀
ゾロの刀は、物語の進行とともに何度か入れ替わっています。
現在の3本以外では、主に「雪走」と「秋水」を使用していました。
| 刀 | 位列 | 入手 | 現在 |
|---|---|---|---|
| 雪走 | 良業物50工 | ローグタウン | 破壊 |
| 秋水 | 大業物21工 | スリラーバーク | ワノ国へ返還 |
雪走は破壊された
いっぽんマツから譲られた刀
雪走(ゆばしり)は、ローグタウンの武器屋「いっぽんマツ」からゾロへ譲られた刀です。
- 位列:良業物50工
- 入手場所:ローグタウン
- 元所有者:いっぽんマツの家
- 現在:使用不能
ゾロが三代鬼徹の呪いを恐れず、自分の運を試す姿を見たいっぽんマツ。
その剣士としての器に感服し、家宝だった雪走まで無償で譲りました。
三代鬼徹と雪走は、同じタイミングでゾロの新たな愛刀になったわけです。
エニエス・ロビーで失う
雪走はその後もゾロの戦いを支えますが、エニエス・ロビーからの脱出時に失われます。
海軍のシュウが持つ「サビサビの実」の能力によって刀身を錆びさせられ、使用できない状態になりました。
ゾロは後にスリラーバークで雪走を供養しています。
長年使った刀を単なる道具として扱わない、ゾロの剣士としての一面が分かる場面です。
秋水はワノ国へ返還
リューマから受け継いだ黒刀
秋水(しゅうすい)は、ワノ国の伝説の剣豪「霜月リューマ」が使っていた刀です。
- 位列:大業物21工
- 特徴:黒刀
- 元所有者:霜月リューマ
- 現在:ワノ国へ返還
ゾロはスリラーバークで、ブルックの影を入れられたリューマのゾンビと戦いました。
剣士同士の戦いに勝利したゾロは、その実力を認められて秋水を受け取ります。
雪走を失ったゾロにとって、秋水は新しい三刀流を完成させる一本になりました。
ワノ国の国宝だった
秋水は単なる名刀ではありません。
ワノ国では剣豪リューマとともに祀られてきた「国宝」です。
そのため、ゾロが秋水を持ってワノ国へ入った際には、刀を盗んだ人物ではないかと疑われることになります。
最終的にゾロは秋水をワノ国へ返還。
その代わりとして日和から「閻魔」を受け取りました。
つまり、ゾロの三刀流は
和道一文字・三代鬼徹・秋水
から、
和道一文字・三代鬼徹・閻魔
へと変化しています。
ゾロの歴代刀5本一覧
ゾロの名前が判明している歴代の刀をまとめると、次の5本です。
| 刀 | ランク | 状態 |
|---|---|---|
| 和道一文字 | 大業物21工 | 現在使用中 |
| 三代鬼徹 | 業物 | 現在使用中 |
| 雪走 | 良業物50工 | 破壊 |
| 秋水 | 大業物21工 | ワノ国へ返還 |
| 閻魔 | 大業物21工 | 現在使用中 |
なお、物語初期には和道一文字以外にも名称不明の刀を2本使用していました。
この2本はバラティエでジュラキュール・ミホークと戦った際に破壊されています。
その後、ローグタウンで三代鬼徹と雪走を入手したことで、再び三刀流が完成しました。
ゾロの刀のランク
『ONE PIECE』の世界には、優れた刀を分類する「位列」が存在します。
代表的な分類は上から次のようになっています。
- 最上大業物12工
- 大業物21工
- 良業物50工
- 業物
現在のゾロの刀では、和道一文字と閻魔が「大業物21工」。
三代鬼徹は「業物」です。
ただし、刀のランクだけで戦いの強さが決まるわけではありません。
閻魔のように、非常に高い性能を持っていても扱うこと自体が難しい刀も存在します。
刀の性能に加えて、それを使いこなす剣士の技量や覇気も重要です。
和道一文字と閻魔は同じ刀工
ゾロの刀を整理すると、特に興味深い共通点があります。
和道一文字と閻魔は、どちらも霜月コウ三郎が作った刀です。
和道一文字は、ゾロの原点ともいえる「くいなの形見」。
一方の閻魔は、ワノ国編以降のゾロの成長に大きく関わる刀です。
物語初期から持ち続けている刀と、新世界で手にした刀。
この2本が同じ刀工によって作られていることは、ゾロとワノ国・霜月家とのつながりを考えるうえでも重要な要素です。
ゾロの刀は黒刀になる?
ゾロの刀について、今後特に注目されるのが黒刀です。
作中では、ミホークの「夜」やリューマの「秋水」が黒刀として登場しています。
一方、現在ゾロが使用している和道一文字・三代鬼徹・閻魔は、秋水のような恒久的な黒刀ではありません。
ゾロは「世界一の剣豪」を目指しています。
そのため、今後ゾロ自身の成長とともに愛刀にも変化が起こる可能性は注目ポイントです。
特に和道一文字は幼少期から使い続けている刀であり、閻魔は現在のゾロに大きな成長をもたらした刀です。
ただし、どの刀が黒刀になるのか、あるいは黒刀化の正確な条件については、確定していない部分があります。
考察と確定情報は分けて見る必要があります。
ゾロの刀でよくある疑問
現在のゾロの刀は?
現在使用しているのは「和道一文字・三代鬼徹・閻魔」の3本です。
秋水はワノ国へ返還しています。
ゾロの刀で一番ランクが高いのは?
現在の3本では、和道一文字と閻魔が「大業物21工」に分類されています。
三代鬼徹は「業物」です。
秋水はもう使わない?
秋水はワノ国の国宝として返還されています。
その代わりにゾロは閻魔を受け取りました。
三代鬼徹は誰が作った?
三代鬼徹を作った刀工は、ワノ国の元将軍である光月スキヤキです。
天狗山飛徹として登場していた人物でもあります。
閻魔を作ったのは誰?
閻魔を作ったのは霜月コウ三郎です。
和道一文字も同じコウ三郎が作っています。
ゾロをさらに詳しく見る
ゾロの刀には、くいなとの約束やワノ国とのつながりなど、ゾロ自身の過去が深く関係しています。
ゾロの生い立ちから確認したい方はこちら。
ゾロの信念や生き方が分かる名シーンはこちらでまとめています。
まとめ
現在ゾロが使用している刀は、次の3本です。
- 和道一文字:くいなの形見であり、大業物21工
- 三代鬼徹:ローグタウンで手に入れた妖刀
- 閻魔:光月おでんが使用していた大業物21工
さらに過去には、雪走と秋水も使用していました。
雪走はエニエス・ロビーで失われ、秋水はワノ国の国宝として返還されています。
ゾロの刀は、単なる武器ではありません。
和道一文字にはくいなとの約束、三代鬼徹にはゾロの豪胆さ、閻魔には剣士としてのさらなる成長が表れています。
ゾロが世界一の剣豪へ近づいていく中で、現在の3本が今後どのように変化していくのかにも注目です。


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